雪かきに追われた2月でした。
今尚、山梨には残雪の為に日常の生活に戻れない方々がいらっしゃいます。お見舞い申し上げます。
今尚、山梨に来て雪かきをして下さっている方々がいらっしゃいます。本当に有難うございます。
農家のビニールハウスをはじめ、家庭のカーポートの倒壊等、車を走らせていると、あちこちに胸の痛む光景を見かけます。1メートル以上の過去にない降雪に、その被害の大きさは、まだ充分に把握できていない部分もあるようです。
大人でも泣きじゃくりたいような状況に、心ない言葉が飛び交ったり、逆に日常では考えられない温かい言葉や行動があったり・・・。
温かい行動と言えば、身動きのとれなくなった中央道のサービスエリアで、無料で配られたパン。そのドライバーさんの行動はニュースでも大きく取り上げられました。新潟県からも二百台もの雪国専門の重機がやってきて孤立した地域を中心に除雪作業をして頂いたと知りました。直接的な事でなくても、凄いな!! 流石だな!! と、心が温かくなりました。
ニュースにならないレベルのことでも、地元消防団の活躍など、厳しい現実の中に 沢山の ほっこりを見聞きして過した2月後半でした。(写真は今月14日の午後2時頃の様子。)
私共のお店にも降雪のあった翌日以降、お客様から、お取引先から、心温まるお電話を沢山頂戴しました。
「今頃ニュースで知りました。酷い状況ですね。被害はなかったですか? ・・・」
「ツイッターでいろいろ知りました。笛吹市は大丈夫ですか? ご無沙汰してますが、また暖かくなったら伺いますね。」
「道路は大丈夫ようですが、ゴルフ場がクローズなので、パーティーの予約 一旦キャンセルにして下さい。来月になりますが必ず伺いますね。(夏に会った)桃のおじさん(お店のご近所の農家の方)も被害はなかったでしょうか? よろしくお伝え下さい。何の協力もできませんが、応援してます。」
「ご無沙汰しています。先日の大雪は大変でした。お見舞い申し上げます。大分落ち着いた頃だと思いメールさせて頂きました。テレビのニュースでは甲府と河口湖が1m以上の積雪との情報だけだったので、2/15の店長日記の写真を拝見するまで笛吹市がすごい大雪だったとは知りませんでした。・・・・・・・」
・・・などの、お客様からのお電話やメール。一方、お取引先の問屋様やメーカー様からも・・・
「○○(取引食材)は間に合ってますか? トラックが山梨に入れない状況なので(注:降雪直後のことです) 不足でお困りでしたら、山梨で在庫をお持ちのお店から譲って頂けるように手配させて頂きます。 」
逆に、
「この度はお見舞い申し上げます。営業できなかったり、お客様がご来店できなかったことで、先日納品した在庫が残ってお困りでしたら、今回は一旦●●(取引商材)を引き取らせて頂きます。」
温かいお言葉の数々に本当にエネルギーを頂戴しました。有難うございます。
今日と明日、2月をしっかり過しきって、新しい気持ちで3月を迎えたいと思います。
(写真は15日の朝。車が一晩ですっぽりと雪に埋まってしまいました。見たことのない光景でした。)
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