「珍しいねぇ!」「ちくわ～」「フランクフルト」ん?? ガマの穂です

親方が青果市場に出荷されていた「ガマの穂」を競売で競り落としてきました。
青果市場に何故「ガマの穂」??? って感じですが、
お盆を前に都会なら欲しい方もいらっしゃるかもしれませんが、そこは田舎ですので(^_^;)

お店に帰ると案の定、母が「そこの公園の池にもあるじゃん!!」と軽くひと言。。
短時間に売れる気がしなかったので、大胆にも全部お店に飾っちゃいました。

他に頂いたお花と、駐車場にいっぱい咲いている百合の花を足して、自己流でドーーン!!

「目かご」という目の粗いかごの中に深めの器を入れて水を張り、
生花は当然水の中に活けましたが、ガマの穂だけは水を吸わない様に目かごと器の間に活けました。
後ろ側に立ててみましたが、ガマの穂って頭が重くて倒れやすいです。(・。・;
仕方ないので残りは束ねて左手前に寝かせてみました。

ガマの穂が水を吸収するとあっという間に綿毛みたいなのがボヨボヨボヨって出てきてしまいます。

正式には穂綿(ほめん)と言うようです。
池や沼地に生えるガマの穂は、穂綿を風に飛ばして水面に散らかし、沈んだ穂綿の中の種が、
次期に芽を出します。

ドライフラワーではないですが、水を与えなければ乾燥して、ひとまずボヨボヨは出てこないです。
ただ、ススキに似たスラッとした葉は当然緑ではいられないので、様子を見ながら切る予定です。

ご来店の年配のお客様がこれを見て
「まぁ、珍しいねぇ! 昔は至る所にあったのに今じゃ見かけなくなったねぇ!」って。

そうかと思うと、小学1年生の近所の子が「ちくわ～」って言ってみたり（＾ｖ＾）
すかさず一緒のお友達が「フランクフルト～」と威勢よく言い、
活け方の良し悪しは別として、話題性抜群です(^_-)-☆

「珍しいねぇ!」「ちくわ～」「フランクフルト」ん?? ガマの穂 です