これからも「ぺっとんぺっとん」と心も練り込んでお作りしますね

お店の前の道路の反対側に、ごまどうふの看板があります。
「ぺっとんぺっとん」と表現されている所を、「どういう意味？」と訪ねて下さるお客様がいます。
「ぺっとんぺっとん」とは、葛を使ってごまどうふを鍋で練る時の様子を表現したものです。

さて、1年中ごまどうふを手作りさせて頂いてますが、桜の咲く頃から新緑に向かうこの時期、
お客様がごまどうふを食べたくなる一番の「旬」なのかなぁ？なんて感じてます。

今日も多くのお客様がお昼前後を中心にご来店下さいました。
「苺のごまどうふ」や「抹茶のごまどうふ」が品切れの時間が長く続いてしまい申し訳ございませんでした。
全体的に品薄になるとどうしても白や黒のごまどうふを優先でお作りすることになってしまいます。

小売販売し始めた頃、売れるかどうかの見通しもなくおっかなびっくり少量作っていた頃もまた懐かしいです。
火加減や鍋の表面から水分が蒸発する度合い、仕上げの時の力強く練り込む際の力量を考えると、
一度に練ることのできる最大量は増やせません。
後は効率よく練る回数を増やすということですね。

機械化しようとか、大きな企業様の真似をしようとか、到底できませんし、
レシピが同じでも、まだまだ満足できない時もございます。長い目で見守って頂けたら幸いです。

これからも 「ぺっとん ぺっとん」と心も練り込んでお作りしますね